キャッシングのアルバイト詐欺(名義貸し詐欺)に注意!

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最近、消費者金融や銀行の公式サイトで注意喚起されているアルバイト詐欺を知ってますか?

 

アルバイト詐欺は、振り込め詐欺や各請求などと同じ、特殊詐欺といわれる部類の犯罪行為です。

 

本来、アルバイト詐欺は名義貸しといわれ違法です。

 

第三者の代わりに自分の名義でローン契約をし、実際の借り入れは第三者が行う。

 

という考えなくとも分の悪いことをさせられるのを仕事内容としたアルバイトの求人がSNSや口コミで出回っているようです。

 

分の悪い内容な分高収入を謳っていることが多いようですが、詐欺ですから報酬が支払われない、または支払われたとして、アルバイトが自分名義でかりたお金を「返済は求人側がしておく」と言って回収されたものの、返済がいつになってもされず結局、借りた分を自分が返済することになるという悪質極まりない手口です。

 

バイト終了後に借りた分の返済がされてないことが分かり、仕事を持ち掛けてきた業者などに連絡をしても繋がらない、相手が出たとしてもシラを切られるので自分名義のカードも借りたお金も帰ってくることはまずありません。

 

加えて、ローン契約は自分が貸付側と正規の手続きで契約しているので、返済義務はいくら詐欺にあったとはいえ自分にありますから、返済をしなくてはいけません。

 

金融機関も詐欺の保証などは勿論引き受けていませんから、契約をしたからには貸した分は返してもらわなくては困ってしまいます。

 

その為、各社各銀行も気を付けるように呼び掛けているのです。

 

アルバイト詐欺の被害者から、融資分の返済や遅延損害金を確実に支払ってもらう事は難しいでしょうから、貸付側の金融機関もアルバイト詐欺の被害者といえるでしょう。

 

実際、もしアルバイト詐欺でバイトをした人が少なからず報酬を貰っていた場合、融資分の返済が一銭もされない金融機関が一番の被害者ですから、詐欺に加担した者としてアルバイト詐欺にひっかかって借り入れ契約をした人を、刑法246条の詐欺罪で訴えることが理屈上は可能です。

 

なぜアルバイト詐欺の被害者が訴えられる可能性があるのか?

 

貸付契約(金銭消費貸借契約)は、お金を借りたならその分は確実に貸付側の金融機関などに返すと法的に約束し、その後貸付側から融資がされることで契約が成立します。

 

借り入れ・返済に同意して自身名義で契約をし融資まで受けたなら、返済の義務が生じます。それが出来ないという事は、法律上保護されている貸付側の正当な利益を侵害、または損害することになります。

 

つまり、故意ではないといえ自分の名義で不法行為を貸付側に行ってしまうことになるのです。

 

基本的に、名義貸しによる貸付契約(金銭消費貸借契約)自体が違法行為とされているため、名義貸し契約を行った時点でアルバイト詐欺の被害者は貸付側に対する加害者とみなされてしまいます。

 

また、自身は詐欺にあった被害者である。という頭で警察にその旨を伝えに行った場合、詐欺の加担者として取り調べを受ける事になる場合もあります。

 

その際、はっきり伝えるべきなのが個人として貸付側から金銭をだまし取る意思はなかった。第三者に自身も騙された。という事です。

 

詐欺罪の実刑が下されると、10年以下の懲役、詐欺行為で得たものの没収が刑の内容となっています。

 

本当に何も知らされずに正規の仕事だと思って名義貸しをしたという事であれば、詐欺罪で訴求されることはまずありません。

 

ただし、自身の名義で契約したローンの返済は免れることは出来ません。

 

貸付側からすると、返済がされない契約をされた上に裁判に費用をさくよりは、実際に融資した金額の一部でも返してもらいたい事でしょう。

 

要するにアルバイト詐欺は、未経験者・学生・主婦歓迎!高収入アルバイト・パートという文言につられて名義貸しに加担することで、アルバイト代が稼げるどころか借金を負う事になったり、最悪は懲役刑が課される可能性が否めない、手を出してはいけない仕事とはとても言えない行為なのです。

 

求人をSNSや口コミで行う事によって契約などの証拠が残らないようにしているのもアルバイト詐欺の特徴です。

 

求人依頼側は、カードローン会社または金融の調査機関と偽っており、消費者金融や銀行の調査をするので、指定の金融機関でローン契約(カードローンが特に多い)してくることを仕事内容として提示しています。

 

その多くは、経験不問・簡単に稼げる・高収入など甘い売り文句で求人を呼び掛けています。

 

特に、被害に遭いやすいのは主婦や大学生で、ローン契約をしたこともないという人も少なくないようです。

 

自分で考えや責任能力が及ばないことを仕事として報酬を得て良いわけがありません。

 

お金に困っている、仕事に困っている時こそ、冷静になって健全にコツコツ働いて普通に稼ぐことを検討しましょう。

 

怪しいバイトに手を出す前に、求職者支援制度などの職を手にする援助をしてくれるものの利用を検討したり、生活福祉資金貸付制度など必要最低限の文化的な生活を送れるように支援資金を貸してくれる所に相談しに行く方が建設的な解決策といえます。

 

アルバイト詐欺での名義貸しによるカードローン契約は勿論いけませんが、家族間や知人同士で名義を貸し借りし、カード論契約をする事も同様に違法行為です。
名義を貸して名義の本人以外の者が金銭借用契約を交わすこと自体が、金融機関に対する詐欺行為です。
名義貸しでの契約が金融機関に知られた時点で、契約違反により一括請求からの強制解約になっても文句は言えませんし、何度も名義貸しを繰り返している場合は詐欺罪で本格的に訴えられる可能性が否めません。

 

アルバイト詐欺はカードローンだけじゃない!

 

ところで、上述では主にカードローン契約での名義貸し・アルバイト詐欺を前提でその違法性と危険性を述べてきました。

 

しかし、アルバイト詐欺はカードローンの契約の他にも扱うものだけを変えて同じ手口で求人している事もあります。

 

例えば以下のようなものがあります。

 

カードローン以外の名義貸し詐欺

  • クレジットカード
  • 銀行口座開設
  • 携帯・スマホ契約

 

特に多いのは、クレジットカードと携帯・スマホ契約でのアルバイト詐欺です。

 

携帯・スマホは10〜20代の学生でも身近な物である分、若年層が被害に遭うケースが多いといえます。

 

また、携帯・スマホの名義貸しに関しては、間接的な方法でアルバイト詐欺をさせる手口として、荷受け代行というシステムを取っている事があります。

 

荷受け代行アルバイトもアウト!

 

PC

 

少し前までは、上述してきたように大胆不敵にもアルバイトに申込んできた人の名義を利用して、借り入れそのものをするという名義貸しアルバイトが多くありました。

 

未だに同じ手法でアルバイト詐欺をしている違法業者もいるかもしれませんが、金融機関の側からの注意喚起もあり、現在は手口が多少変わってきています。

 

というのは、名義貸しを利用した詐欺という点では同じですが、何か指定の商品などを購入させたうえで、その物を引き取り換金するという「荷受け代行」という方法が多くなってきています。

 

特に指定の購入品として多いのが、スマホや携帯です。

 

それらが、アルバイト申し込み時の個人情報を利用して名義を利用され、契約・購入されます。

 

しかし、その契約自体が自分名義でされているとは思わず、仕事内容に従って一度自宅への郵送で品物を受け取った後、アルバイト契約先に転送してまう事になります。

 

すると、今度はその転送したスマホが転売されたり、そのまま雇い先の者が利用することで、誰か分からない第三者が利用したスマホ・携帯代金の請求が自分宛てに来てしまうのです。

 

ネット通販が普及してきた現代では、荷受け代行という仕事があっても疑わしく思う事がないかもしれませんが、実際は名義貸し詐欺と何ら変わらない被害を被ることになります。

 

特に、小さいお子さんが居る主婦の方は、自宅でネットを利用し荷物を受け取り転送するだけで良いので、アルバイトや副業として申込んでしまうケースが多いようです

 

金融に潜む悪質違法業者について知る

 

逮捕

 

ローン契約に潜む危険はアルバイト詐欺だけではありません。

 

闇金、融資詐欺、紹介屋、クレカ現金化など様々な方法で他者を騙しては金銭を搾取しようとする違法業者がいます。

 

それらについてもここで簡単に説明します。くれぐれも、怪しいと思ったら関わりを持たないようにしましょう。

 

闇金

 

闇金融(ヤミ金融)の略称で、正規の貸金業者と偽って貸金業法や上限利息法で定められる値(最高でも金利は20%まで)よりはるかに高い金利で貸付をします。
正規の法律に則った貸金業をしている金融機関などからは、融資が受けられない人に貸付てはありえない額の利息を請求し強引な取り立てをします。

 

金融系の違法業者をひっくるめて闇金と言ったりもします。

 

 

融資詐欺・紹介屋

 

融資詐欺と紹介屋の二つは兼ねているパターンが多いようです。

 

まずは融資をする気もないのに契約者を店舗などに呼び出す事から始まり、実際出向いたら自己破産を勧められます。

 

融資をするための来店を促しているのにしない時点でおかしいです。

 

そして、弁護士・司法書士を紹介してやるから手数料を払え。などと言ってくる紹介屋に切り替わり、契約をさせるまで利用者を帰さないという事もあります。

 

中小消費者金融や街金の中に融資詐欺・紹介屋まがいの業者がいるという話もあります。

 

 

クレカ現金化

 

クレジットカードの現金化も、少し前まではグレーだと言われていたようですが、最近はカード会社が利用規約・契約の上でNGとしているところが増えてきています。

 

手法としては、借り入れ側にクレジットカードのショッピング枠を利用させ、その分を利用者は現金で前借出来る代わりに、法外な手数料(利息)を現金化業者に払うといったものです。

 

現金化の際の換金率(キャッシュバック率)は大体70〜90%で、その時は現金が手に入っても手数料分を年利率でよく計算してみると、300%などというありえない金利になっています。

 

これらの悪質業者は、正規の金融機関で借り入れ契約が出来ない人に貸付をすることで成り立っていることが多いです。

 

一通り名前の聞いたことのある金融機関での審査に何度も落ちた場合は、現在の自身の与信ではどこでも融資を受けることは出来ない。と思ってください。

 

何社も審査落ちしている時に、ありえないような好条件の金融取引の提示があったとしても、それはただカモにされかけているだけです。

 

自分は大丈夫。

 

人は自分に都合のよい判断をしがちです。特に、状況や心情に余裕のない時は、短絡的な普段はしないような選択をしてしまいます。

 

異常事態であるときこそ、普段通りの生活、日常のルーティンワークなどをとりあえず落ち着くまでしてからでも、状況の改善は遅くないと思います。

 

その方が客観的で冷静な頭で問題と向かい合う事が出来る事でしょう。

 

また、一気に問題を解決する方法というのは、本来日々のルーティンの積み重ねがあってこその方法であるという事を頭の片隅とどめておくと、甘い売り文句もちゃちな戯言に思えるというものです。


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