ローンの借り換え・おまとめの方法や審査基準は?メリット・デメリットも紹介

 

ローン借り換えやおまとめローンといった単語を見聞きした事はありますか?

 

マイホームを住宅ローンで購入した方は、わりとローン借り換えは身近なことかもしれません。

 

しかし、ローン借り換えやおまとめローンは住宅ローンだけでなく、カードローンでも可能です。

 

借り換えとおまとめの違いは何?どっちがおすすめ?

 

まず、ローン借り換えとおまとめローンの違いをハッキリさせておきましょう。

 

基本的にはローン借り換えの一種として、「おまとめ」というやり方がある感じなので、全くの別物という事はありません。

 

通常のローン借り換えは1社から1社への残高の移動を意味します。

 

おまとめローンでは、複数の契約先の残高を1つの契約先に文字通りまとめる借り換えです。

 

つまり、契約先を移すのがローン借り換えで、その際に複数ローンを借り換えるとおまとめローンになります。

 

単純に説明すると借り換えるローンの数が違うというだけで、効果やメリットが変わるわけではありません。

 

強いていうなら、通常の借り換えの方が金利比較がおまとめローンよりも簡単といえます。

 

自分はローン借り換えをした方が良いのか、おまとめローンをした方が良いのか迷う方もいるかもしれません。

 

その際、契約しているローンがいくつあるのかでローン借り換えをするのか、おまとめするのか決める事になります。

 

勿論、既に借り入れ先が2〜3社のように複数ある場合は、1社ずつ借り換えするよりもおまとめローンで一本化した方がおすすめです。

 

最近は金融機関の公式HPで借り換えシミュレーションが出来ます。

 

借り換え・おまとめをしようか迷った時は、自分の借り入れ残高をどこで借りると早期完済出来るか?返済が楽になるか?をシミュレーションをして判断すると良いでしょう。

 

カードローン借り換えの方法

 

ローン借り換え・おまとめローンは手続が難しいのでは?と尻込みしてしまう方もいるかもしれませんが、いたって簡単に出来ます。

 

カードローン借り換え・おまとめ両方とも、以下のような流れで手続きが可能です。

 

借り換えの流れ
  1. 借り換え先に申込む
  2. 借り換え・おまとめ審査
  3. 審査通過後に融資
  4. 融資金で以前のローン完済
  5. 借り換え先で返済をしていく

 

ローン借り換え・おまとめローンといっても、する事は残高の移動だけです。

 

ただ、借り換え先はメリットがあるように吟味を怠らないでください。

 

新たなローン契約先に借り換えを申し込んで審査に通過するまでは、新規ローン契約と変わりありません。

 

ただ、契約をして融資を受けたらそのお金は必ず借り換え前のローン完済に使いましょう。

 

他の事に使ってしまうと、借り換え契約違反になりますし残高がその分増えてしまいます。

 

借り換え・おまとめ専用のローンで契約する場合は完済証明書の提出が求められますが、通常の銀行カードローンに借り換える場合は基本的に提出不要なので、きちんと融資を受けた後の完済まで自己責任で行ってください。

 

借り換えやおまとめをするメリットとは?

 

ローン借り換えとおまとめをすると、どんなメリットがあるのかというと、一番は低金利化による利息の削減です。

 

借り換え先もおまとめ先も選ぶ時には一番に、現在契約しているローンの金利よりも低金利な設定かをみる事が重要といえます。

 

借り換え・おまとめ先の金利が今のローンよりも高い場合はローン借り換えや一本化をする意味がありません。

 

ただ、既に借り入れ件数が3〜4社以上で多重債務になりかけ、もしくは既に多重債務で一度借り換え審査に落ちた…というような場合は、金利がそれほど変わらなくてもおまとめをした方がメリットがあります。

 

通常のローン借り換えをするだけなら、あまり関係ありませんが複数ローンをおまとめで一本化すると、それだけでも返済の管理がし易くなるというメリットがあります。

 

複数ローンを利用していて、毎月2〜3社へバラバラに返済をしていると、返済日を間違えたり忘れたりして返済遅延や延滞を起こしてしまうリスクが否めません。

 

しかし、おまとめローンで一本化をすれば1社のみに返済すればよくなるので返済忘れなどが防げます。

 

また、おまとめをする場合、残高が100万円以上になる事で利息制限法に基づいて、金利が必ず年15.0%以下になり低金利効果が得やすいです。

 

銀行フリーローンは借り換え先に出来ない!

 

カードローンから借り換えやおまとめをする際、低金利になる事が重要なのは先述の通りです。

 

すると、銀行のフリーローンが金利10.0%以下で低金利だから借り換え先にしよう!と思う方もいる事でしょう。

 

確かに銀行フリーローンは金利が低く、限度額も高めなのでおまとめローンなどにも向いているような気がするとは思います。

 

ところが、ほとんどの銀行フリーローンは借り換えでの資金用途を認めていません。

 

また、借り換えでの用途を認めているフリローンは大概にして、銀行カードローンと金利差がないです。

 

その際、金利は変わらなくてもフリーローンの場合は、契約後は返済しか出来ないので借り換え後もキャッシングしたい場合は、銀行カードローンで契約した方がメリットがあります。

 

ローン借り換えにデメリットはあるのか?

 

借り換えやおまとめをする事自体にデメリットはありませんが、その後のキャッシングや返済の仕方によってはデメリットが生じる事があります。

 

特に、ローン借り換え後でも限度額の範囲内で、追加キャッシングを検討している場合は注意が必要です。

 

専用のローンではなく通常のカードローンへ低金利借り換え・おまとめをすると、基本的にその後で追加キャッシングが出来ます。

 

すると、金利が低くなった事で安心して借り過ぎてしまい、結局、残高が増えてしまったり返済不能になってしまったりする方が少なくないです。

 

また、借り換え後の追加キャッシングはしなくても、毎月の返済額が以前より少額になった事で残高の減りが遅くなり、返済期間が間延びしたことで利息が逆に嵩んでしまうデメリットもあります。

 

ただ、どちらのデメリットも繰り上げ返済や上乗せ返済をして、きちんと残高を早めに減らす努力をすれば防ぐ事が可能です。

 

借り換え審査は厳しい!?多重債務でも審査通過は出来るのか?

 

新規カードローン契約時の審査基準と借り換え審査では、同じところもあれば違うところもあります。

 

1社同士の借り換えはほとんど新規カードローン契約と審査基準が変わりませんが、かなり低金利になる借り換え先を選択する場合は多少審査難易度が上がる可能性があるでしょう。

 

おまとめローンの場合、通常カードローンに借り換えるか専用ローンに借り換えるかで審査基準が変わります。

 

基本的に、通常の銀行カードローンにおまとめをする場合は、複数ローン残高を1つにまとめるので審査通過がしにくいです。

 

ただ、それでも信用情報に返済遅延や延滞、金融事故などマイナスの記録がなければ審査に通る事はまったく不可能ではありません。

 

しかし、他社借入で少しでも返済遅れなどがあった場合は、おまとめ専用ローンの方が無難に審査通過できるでしょう。

 

加えて、返済が遅れたりはしていないものの、借り入れ件数が4〜5社以上のように多重債務の場合もおまとめ専用ローンでないと審査通過が難しいです。

 

借り換え審査が通常のローン審査と比較して無条件に厳しい事はありませんが、信用情報の状態が悪い場合は通常審査以上に通過が厳しくなる可能性はあります。

 

審査に落ちてしまう原因とは

 

そもそも審査に落ちてしまう原因がイマイチ分からない…という事もあると思います。

 

借り換え審査で落ちてしまう場合の原因は、やはり信用情報の状態にあるといえるでしょう。

 

以下のいずれかに心当たりがある場合は、全く審査通過出来ないわけではないですが審査に不利になります。

 

審査落ちの原因
  • 長期延滞・債務整理など異動情報がある
  • 返済遅延を繰り返している
  • 借り換え申し込み時に返済が遅れている
  • 多重債務で他社借り入れが多すぎる
  • 複数申し込みしすぎた

 

全くローン借り換えもおまとめローンも審査通過出来なくなる状態として、3カ月以上の延滞や債務整理・自己破産などによる異動情報の履歴が信用情報に記録されている事が挙げられます。

 

借り換えやおまとめは、基本的に既に他社借り入れの履歴がある状態で審査を受ける事になるので、ある程度の軽微な信用の傷は考慮してくれる事も少なくありません。

 

しかし、異動情報の記録がある事は完全に審査落ちの原因になるといえます。

 

異動情報は記録されて債務整理なら債務整理の手続きが完了してから、5〜10年間は信用情報から履歴が消えません。

 

また、いくら軽度の返済遅れや複数借り入れは借り換え審査で考慮されるといっても、何度も返済遅れをしている場合や明らかに多重債務で借り過ぎの場合も審査に落ちます。

 

借り換えを申し込んでいる時に返済が遅れている状態も、審査通過出来ないといえるでしょう。

 

そして、借り換えやおまとめをどうにかしてしたいから!と短期間のうちに色々な金融機関に申し込みをするのも、申し込みブラックという状態になってしまうので注意が必要です。

 

消費者金融のおまとめ審査は銀行より甘い?

 

特におまとめローンは審査が厳しい!という噂も多いですが、その際銀行より消費者金融の審査が甘い!と見聞きしたことはないでしょうか?

 

実際のところは、消費者金融も銀行も審査基準を公開しているわけではないので、確実なことはいえません。

 

ただ、消費者金融でおまとめローン契約する場合、借り換え後は返済一徹になり金利もそれほど低くないので、その分銀行よりは貸し倒れリスクを取るといえるでしょう。

 

銀行の場合は低金利ですし、専用ローンではなく通常のカードローンの場合は借り換え後のキャッシングも可能なので、おまとめを希望していたとしても返済能力がそれなりにある方しか審査通過しない傾向にあります。

 

その為、銀行カードローンへの借り換えやおまとめに失敗した方でも、消費者金融では借り換え審査通過にする事があり、そのことから消費者金融のおまとめ審査の方が甘いと噂されているといえるでしょう。